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薬学生クリニック実習

初めて薬学生のクリニック実習を行いました。明治薬科大学2年「薬学生の集い」部の霜坂優子さんと後町(ゴチョウ)陽子さんです。2つの調剤薬局と本院での実習を行いました。私もあなた達も初めての経験で新鮮でした、でしょうか?キッズ薬局の桑名調剤長が先輩ということもあり、たいへんお世話になりました。
東京からわざわざやって来ました2人の薬学生。研修内容は....
3/23(火) 午後開始 受付業務:処方箋の確認やレセコン操作,感染予防のための消毒(おもちゃや吸入器具)など。
3/24(水) 午前 仮性クループ・アトピー性皮膚炎・溶連菌感染・耳下腺炎などを見ました+診察介助,午後 病児施設見学と予防接種。
3/25(木) 皮膚科を中心とした「センター薬局」で実習、お年寄りへの配慮を学ぶ,午後は福岡市へ。
3/26(金) 看護師の仕事を学ぶ:吸入や点滴 午後は乳児健診があり栄養指導に同席しました。隣の「キッズ薬局」で実際に薬を調合したり味見を。細かい小児への配慮を学ぶ。
乳児健診で彼氏発見(最終日にはしっかりと”ふれ合い”ができている!)
実習中の飯塚病院金井先生,スタッフと。

最後の感想では....


霜坂さんは「先生が”薬”学生である私たちにも患者さんの症状などを説明して下さりました。薬剤師は臨床から遠い存在と言われますが、今後は調剤薬局などでも患者さんに対する服薬指導が重要になってくると思うので、学生のうちに現場を見ることができたのは大変勉強になりました。」
後町さんは「クリニックの雰囲気、スタッフのみなさんの優しさ,気づかいにより、とても気持ちよく実習を行うことができました。また、2つの薬局へも行くことができ勉強になりました。事前に小児の疾患・特徴・薬についてもう少し勉強してくれば、患者さんのことをもっとわかるだろうと思いました。」
3/27(土) レポートの作成のための予備日。太宰府天満宮を参拝し、最終便で東京へ飛び立ちました。

私としては....
後町さんの言葉「私は子どもを目の前にして、緊張してうまく話しかけたりできなかったのですが、皆さんの子どもに接する笑顔は、病気の子どもを元気にする何よりの薬であると感じました。」そうだよねエ。
霜坂さんの言われるように「先生の診察を実際に見学することは、大学の薬学部における実習ではほとんどないことなので良い経験になりました。」
小児科クリックは、今後6年制に移行する際にはすべての薬学生に経験して欲しい臨床の場です。医療の本質は”病気”ではなく、”病人”をケアすることなのですから。
2人には実習に来ていただいてありがとうございました。また会う日までに大きく育ってください。また、後輩に今回の経験を伝えてください。


太宰府にて、残念ながら飛び梅に花はなし。


筑豊の日本酒;寒北斗,ふく酒,明太子,九州版ジャガリコ等々をおみやげに最終便で帰京。
おまけ